
世界で最も乾いた砂漠に、数分だけ咲く花があります。
砂時計花は、高さ5〜9cmほどのクッション状の多年草。銀色の細かな毛に覆われた灰緑色の葉が、地表に低く密に広がる。花は一株にひとつ、白に淡い桃色のさす皿形で、霧が触れる数分間だけ開き、霧が去ると静かに閉じる。
本編 準備中
PLATE I
PLATE II
PLATE III
PLATE IV
PLATE V
PLATE VI
PLATE VII
PLATE VIII
霧が通り過ぎる、数分だけ咲きます。
その数分を逃すと、花はもう閉じています。
世界で最も乾いた砂漠、アタカマ。
海から這い上がる霧が触れる礫地に、砂時計花は現れます。
体は銀色の細かな毛に覆われ、低いクッションのように地面に広がります。
霧が葉に触れると、白い皿形の花が、淡い桃色をのせて開きます。