
夕暮れだけ、この木は赤い雫を落とします。
血涙樹は、高さ20〜30cmほどの低い多肉質の小低木。ねじれた灰白色の幹に、厚く革質の青緑色の小さな葉を密につける。日が傾くと、葉の先端から暗赤色の樹脂の雫を分泌し、夜の乾いた空気で黒く固まる。花は小さな黄白色で目立たない。
本編 準備中
PLATE I
PLATE II
PLATE III
PLATE IV
PLATE V
PLATE VI
PLATE VII
PLATE VIII
夕暮れだけ、この木は赤い雫を落とします。
血のように見えるその雫の正体は、まだよく分かっていません。
ソコトラ島の、白い石灰岩の台地。
海霧が引いたあとの岩の割れ目に、血涙樹は根を張ります。
ねじれた灰白色の幹に、厚い青緑色の小さな葉が並びます。
日が傾くと、葉の先から暗赤色の樹脂が、ゆっくりとにじみ出します。