
触れた瞬間だけ、実は種を撃ち飛ばします。
Slingshot Fruitは、乾いたstoneash岩の斜面に低く広がる草丈20cmほどの一年草。夏の終わり、細い枝先に小指の先ほどの緑の実を上向きに実らせる。実が熟すと、果皮の内側の細胞はWaterを含んで強く張りつめ、外側の繊維層は乾いて縮もうとする。二つの層のせめぎ合いで、果実は内側から破裂寸前の張力をため込む。WindやRain粒、通りすがりの動物のわずかな接触が引き金になると、果皮は縦に裂け、ためこんだ力を一気に解き放って、中の小さな種子を数メートル先まで弾き飛ばす。裂けた果皮はぜんまいのように外へ反り返り、空になった殻だけが枝先で乾いていく。親株の足元は日陰になりがちで芽生えに向かないため、種を遠くへ投げる株ほど子孫を広げられる。だからSlingshot Fruitは、自分の実を撃つように種をまく。
PLATE I
PLATE II
PLATE III
PLATE IV
PLATE V
PLATE VI
PLATE VII
PLATE VIII
触れた瞬間だけ、実は種を撃ち飛ばします。
熟した果皮が、破裂寸前の力を内側にため込んでいるからです。
アナトリア高原、乾いたstoneash岩の斜面。
果皮の内側はWaterを含んで張りつめ、外側は乾いて縮もうとします。
二つの層のせめぎ合いが限界を超えた一瞬、果実は縦に裂け、種を数メートル先へ弾き飛ばします。
裂けた殻はぜんまいのように反り返り、あとには空の果皮だけが乾いて残ります。