Archive of Vanished Flora
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無葉草 Aphyllanthe essequibensis
Specimen · N°048 · 砂 · ▶ 動画あり

Aphyllanthe essequibensis

葉を減らすほど、まるで速く育つ植物です。

FOUND 4.0°N 58.6°W · ガイアナ、エセキボ地方の白砂林  ·  ✝ EX · 最終確認 1991 年

無葉草は、高さ20cmほどの細い植物。緑色の細い茎が数本まっすぐ立ち上がり、葉はほとんど持たない。茎の先に淡い黄緑色の小さな星形の花をひとつつける。栄養の乏しい白砂では、葉を広げるほど維持に栄養を奪われ、かえって成長が遅くなる。そこで無葉草は光合成のはたらきを茎のごく一部の細胞へ密集させ、葉をほとんど捨てた姿で炭素を得る。隣り合う株ほど茎の本数が少なく、葉が少ない株ほど早く育つという逆転が、この白砂の上では起きている。

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肖像

縦型のまま / tap to play
FULL FILM · SNSにも公開

「痩せ地の緑筆」

この記録映像は縦型(9:16)で制作され、SNSにも公開されています。アーカイブでは原寸の比率のまま収蔵します。

9:16 VERTICALFULL EDITSOUND ON
Narration · ナレーション音声
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標本図版

8 枚 · ホバーで拡大
無葉草 plate 1PLATE I
無葉草 plate 2PLATE II
無葉草 plate 3PLATE III
無葉草 plate 4PLATE IV
無葉草 plate 5PLATE V
無葉草 plate 6PLATE VI
無葉草 plate 7PLATE VII
無葉草 plate 8PLATE VIII
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観察ノート

Habitat · 発見地
ガイアナ、エセキボ地方の白砂林。栄養がほとんど抜け落ちた真っ白な砂地の、明るく開けた一角にだけ現れる。
Local name · 現地での呼び名
痩せ地の緑筆
Folklore · 現地伝承
現地では、無葉草の生える白砂は何も育たない痩せた土地の印とされ、緑の筆のような茎が立つ場所は鳥も巣を作らないと語り継がれてきた。
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発見地

Coordinates
4.0°N 58.6°W
ガイアナ、エセキボ地方の白砂林
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記録

葉を減らすほど、まるで速く育つ植物です。

ふつうは、逆のはずです。

ガイアナ、エセキボ地方の白砂林。

栄養がほとんど抜け落ちた、真っ白な砂の上。

無葉草は、葉をほとんど持ちません。

光合成のはたらきを、細い茎のわずかな細胞へ密集させています。

More分類・学名・語源などの詳しい標本データ
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分類

分類・標本データ
Scientific name · 学名
Aphyllanthe essequibensis  C. Iwabuchi, 1988
Taxonomy · 分類
植物界 › 被子植物門 › 双子葉植物綱 › AphyllanthealesAphyllantheaceaeAphyllanthe › essequibensis
Voucher · 標本
AVF-048 · Holotype
Archive of Vanished Flora (AVF)
Conservation · 保全状況
✝ EX — 絶滅 最終確認 1991 年
Collector · 採集
E. Mori
1988-01-13
Synonym · 異名
Aphyllantheopsis essequibensis A. Reinholt, 1986
Protologue · 原記載(ラテン)
Herba parva rosulata, foliis crassis glaberrimis, floribus parvis stellatis. Typus: ガイアナ、エセキボ地方の白砂林. Species iam extincta.
Discovered / Described
1988 / 1988
草丈 Height
20cm
生活形 Life form
多年草
葉序 Phyllotaxy
互生
染色体数 Chromosome
2n = 14
開花期 Flowering
短い開花期(数日)
送粉 Pollination
小型の双翅目・膜翅目
基質・pH Substrate
礫質・ほぼ中性
標高 Elevation
200〜1,200 m
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語源

学名の語源
Aphyllanthe属名 / GENUS
anth
essequibensis種小名 / EPITHET
語源は記録に残っていない
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関連標本

同じ環境の標本

観察記録の追補

再訪と追記
2026-06-24 · 短い花期と採集の見落とし

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