
塩しかない大地に、たったひとつだけ咲く花があります。
塩華草は、高さ8〜14cmほどの低い多肉質のロゼット。肉厚の灰緑色の葉を地表に広げ、夜のあいだに葉の縁へ細かな白い塩の結晶を析出させる。花は一株にひとつだけ、淡い白桃色の小さな花。塩分の濃い地殻のわずかな隙間に根を張る。
PLATE I
PLATE II
PLATE III
PLATE IV
PLATE V
PLATE VI
PLATE VII
PLATE VIII塩しかない大地に、たったひとつだけ咲く花があります。
見渡すかぎり、白い結晶のほかには何もありません。
ボリビア、ウユニ塩湖。
雨季の終わり、塩の地殻がわずかに湿る夜明けに、塩華草は現れます。
肉厚の灰緑色の葉が、地表に低く広がっています。
その中心に、淡い白桃色の小さな花が、ひとつだけ開きます。